オランダ人の恋愛観 | 世界の恋愛事情 オランダ編 ~遠恋実って結婚した2人の話~
Written by Roy

最近日本で外国人を見かける機会って増えましたよね。

2020年東京オリンピックまではまだまだ増え続けることでしょう。


外国人が好んで住む地域といえば六本木や赤坂などの港区界隈。

そのあたりのスーパーマーケットに出かけると、休日は仲良く買い物をしている外国人夫婦を見かけたりもします。


ーーー日本に住んでいる外国人の多くは結婚しているのでしょうか?

そんなことはありません。

そもそも留学生はほぼ未婚ですし、日本で働いている人の中にもシングルはたくさんいます。

また、長期のバケーションで来ている外国人の中にもシングルはたくさんいるはずです。


日本にいる”恋愛対象”の外国人はどのくらい?

まず日本にどのくらいの外国人が住んでいるかというと、平成29年末時点256万1,848人になります。

日本の人口が1億2670万6千人なので、日本の人口の2%は外国人になるという統計です。

そのうち家族滞在として来ているのが約17万人、日本人の配偶者がいる外国人が約14万人です。


明確に「在留外国人の既婚率」を示したデータはないのですが、

それでもこの数値から”恋愛対象となり得る”外国人が日本にはたくさんいるということがお分かり頂けたかと思います。


参照:

法務省入国管理局が発表している「平成29年末現在における在留外国人数について(確定値)」というデータから参考にしております。


日本に住んでいるけど実は彼氏持ち?外国人の遠距離恋愛事情


日本にもたくさんシングルの外国人がいるということは先ほど述べた通りです。

だからこそ日本人のみなさんには、チャンスは絶対あると信じてどんどん外国人と交流していただきたい!

グローバル化が進むこの社会においては、例え日本国内に居ても十分外国人との出会いのチャンスが転がっているのです。


そんな中ぜひ気を付けて頂きたいのは、「彼氏/彼女持ちの外国人」の存在。

母国に彼氏や彼女がいる場合ですね。


考えてみたらその可能性があるのは当たり前ですよね。

日本人同士だって、

「え、うそ彼氏地元の京都にいるの?!・・・可愛いと思ってたのにな」

なんてことは多々ありますよね。


日本人は結構中途半端に、例えば成り行きで遠距離恋愛を始めてしまったりしますよね?

外国人の遠距離恋愛は、割と将来をきちんと見据えているというイメージです。

将来が見えているからこそ細かいことは気にしすぎずどっしり構えていられる、そんな印象を受けます。

今日は、まさに「将来を見据えてどっしり構えている」そんな言葉がぴったりな、

とあるカップルにスポットライトを当てたいと思います。


ご紹介したいのは、東京の職場で同僚だったオランダ人のエラとその彼氏のお話。

日本人とってには少し驚きがあるかもしれない?!

だけどちょっとうらやましくなっちゃう素敵な遠距離恋愛ストーリーです。


オランダってどんな国?

風車やチューリップ、ゴーダチーズで有名なオランダ。

英語では「オランダ」とは言わず「The Netherlands(≒ネイザーランド)」と言います。

「Holland(≒ホラント)」と言う場合もありますが、ネイザーランドが一般的でしょう。


首都はアムステルダム。

アムステルダムの人口は約80万人、東京(1350万人)の約17分の1ほどの規模感です。

気候は年間通して過ごしやすく、特に夏はカラっとしていてじめじめ感が無く最高だそうです。

オランダを訪れるベストシーズンは4~5月、チューリップが咲き乱れるシーズンです。


チューリップを見るならアムステルダム中央駅からバスで約20分ほどのところにあるキューケンホフ公園が最も有名です。

キューケンホフ公園は世界最大のフラワーパークで、なんと毎年700万個ものチューリップの球根が植えられているそう。

オランダに行くなら一見の価値ありです!


オランダは、世界的画家「光と影を操る」レンブラントや「真珠の耳飾りの少女」のフェルメールの出生地としても知られる芸術大国でもあります。

それらを見ることが出来るアムステルダム国立美術館やマウリッツハイス美術館にはぜひ訪れたいところです。


オランダの母国語はオランダ語なのですが、英語が問題なくほぼ全土で通じます。

イギリスを除くとヨーロッパで一番キレイな英語を話す国がオランダではないでしょうか。

なんでも、テレビ放送がイギリスやアメリカからきたものをそのまま放映しているため、

小さな子供の頃からお年を召すまで英語に慣れ親しんでいるのだそうです。


日本からの距離は空路で約9184キロメートル。

成田空港・関西空港からアムステルダムのスキポール空港まで直行便で約12時間かかります。

やはりヨーロッパなので10時間以上かかってしまいますが、KLMなどの直行便が多いので気軽に行くことが出来るでしょう。


オランダには「ストロープワッフル」という、いわゆる「ワッフル」というよりは柔らかいクッキーに近いようなお菓子があるのですが、私はそれが大好き。

中にキャラメルやチョコレートがサンドされておりたくさん食べるには甘すぎるのですが、

コーヒーと合わせると最高です。

日本でもKALDIなどの輸入食品ショップで気軽に買えるのでぜひチャレンジしてみてください。

オランダ人もストロープワッフルは大好きなので、あげると結構盛り上がります。


日本駐在のバリキャリ♀エラ×主夫覚悟(?)の優しいアレックス♂

数年前、私が東京は千代田区にあるIT企業に勤めていた時、

オランダ支社から駐在で東京に来ていたオランダ人のバリキャリ女性エラをご紹介します。

彼女は当時36歳で、アムステルダム出身。

日本への駐在期間は暫定2年の予定でした。

さすがオランダ人だけあって、英語がものすごく堪能でした。

当時は私は24~5歳で海外経験も無く、あまり英語を話せなかったし聞き取れなかったのですが、

海外の文化にすごく興味があり、よく彼女の席に行って片言で色々会話していたのを思い出します。


エラには同い年の彼氏アレックスがいたのですが、彼はもちろんオランダのアムステルダム在住。

エラが日本に来てからは遠距離恋愛になってしまいました。


ーーー彼に会いにオランダに帰りたくならない?


「まぁね。でもホリデーには去年も2週間くらい帰っているし、

夏休みには10日間くらい帰るし。

今年のホリデーは、その前に彼がこっちに来て日本で過ごして、

そのまま一緒にアムステルダムに帰るのよ!」


私の目からは、あまり寂しがっているようには見えませんでした。

2人はエラがオランダにいる頃から付き合っていて、2年半が過ぎようとしていました。

こんなに落ち着いているなんて、2人が30代後半でお互いに大人だからなんだろうと思っていました。


12月上旬、会社の先輩たちに一緒にエラに誘われて、エラの自宅で開催されるクリスマスパーティに参加することになりました。

エラの彼氏アレックスにも会えるということで、すごくワクワクしていました。


私は当時オランダのクリスマス文化を全く理解していなかったのですが、彼らはクリスマスを二度祝います。

私が呼ばれたのは、聖ニコラスの誕生を祝う「シンタクラースパーティ」というものでした。

(シンタクラース=聖ニコラスの現地での呼び方だそうです)


エラの「500円程度の小さなギフトを1人3つほど用意して」との指示に従い、

Flying Tiger Copenhagenという雑貨屋さんで文具やハンカチなどのちょっとした小物を買って参加。

パーティ終盤で、クリスマスソングを歌いながらゲームをしてプレゼント交換を行いました。


パーティの最中、アレックスが作ってくれたカクテルを飲みながら少し彼と話しました。

パーティの直前にエラの日本での任期があと1年伸びると知った私。

アレックスはどう思っているんだろう?という興味もありました。


ーーー日本はどう?

「いいよね。人も街もピースフルで過ごしやすいよ。

何よりエラがいるしね。

でもやっぱりホリデーにはオランダに帰りたいね。」


ーーー普段はやっぱり寂しい?

「どうかな。ビデオチャットもあるしね。

それに僕はアムステルダムでの仕事は辞めようかと思って。」


ーーーえ、どゆこと?日本に移住するため?

「そうそう。エラがあと2年は日本だろ?

さすがにそれは長いよねっていう話になってね。

エラはこの仕事が大好きだし、日本に駐在できるなんて滅多にないチャンスだからやらせてあげたいんだよね。

僕の仕事は辞めてもまた探すことが出来ると思うから。」


普通の感覚だったら、

彼女の2年の駐在期間を終えてから、母国オランダで落ち着いて2人の将来を考えて色々決めるものだと思いませんか?

彼らにその感覚は無いのです。

彼女の駐在期間2年を一緒に日本で過ごすために彼はオランダで就いていた仕事を辞める。

この決断の裏には

「どうせ将来もずっと一緒にいるのだから、”今”最善と思う方法で一緒に居よう」ということなのだそうです。

「どうせ結婚するんだから2年くらい離れていたってどうってことない」という考えにはならないわけですね。

「今を楽しく、大切に」なんて、なんだか素敵だなと思いました。


オランダ人の特徴

エラもアレックスも生粋のオランダ人で英語が堪能なのですが、

話せない日本人に対してとてもフレンドリー!


では一般的なオランダ人の特徴とは?


・フレンドリーで人と話をするのが大好き

一般的なオランダ人も、非常にフレンドリーだと言われています。

とても話好きで、人の話を聞くのも好きなんだとか。

街角のカフェに長居したり、ホームパーティを良く開いたりと、とにかく人との交流を大切にする文化があるようです。


・良くも悪くもちょっと大雑把

オランダ人は総じて寛容だと言われています。

何かトラブルが起こった場合や時間に遅れた場合でも、割と笑って許してくれることが多いようです。


一方片づけなどが苦手という側面もあり、料理を一緒にしていたりするとどんどん洗い物が溜まっていきキッチンがてんやわんやになるなんていうことも。


ちなみにエラ宅でのホームパーティの際は、エラが包丁やらまな板を使いまくる一方でアレックスが片っ端から片づけていました。

本当に良いコンビですね。


・基本的には真面目

楽しさ、気持ちよさ重視なヨーロッパ。

その中においてオランダは比較的真面目な国民性だと言われます。

そのあたり、日本人と性格が合いそうな予感ですね。


・はっきり言う

あまりオブラートに包んで隠すように話すことはせず、思ったことを割とはっきり口にしがちなオランダ人。

配慮に欠けるほど無神経ということはありませんが、

奥ゆかしさを良しとする日本人文化とは、少しだけ相容れない部分があるかもしれません。

オランダ人に言わせると、「日本人がはっきりしなさすぎ」とのこと。

お互いにちょうど良いラインで合わせられると良いですね。


・ヨーロッパ諸国の中ではおしゃれ度低め

オランダ人にファッショナブルな印象はありません。

どちらかというとカジュアルで機能性重視!といった感じ。

欧米ならではのスタイルの良さとカッコイイ風貌が諸々カバーしているのでダサさは感じませんが、

イタリアやフランスのようなスタイリッシュさはあまり感じられないでしょう。


・女性も背が高い

オランダ人は長身だと言われています。

個人的には、男性は他ヨーロッパ諸国とさほど変わらないイメージなのですが、女性については長身の人がとても多いイメージ。


エラも170センチ近くありました。

一方アレックスは175センチくらいでしょうか。エラとあまり変わらないように見えました。


オランダ人は、日本人が思う「THE!ヨーロッパ人」という見た目と性格を持ちながらも、

一方で日本人のような真面目さも兼ね備えています。

基本的に寛容で明るいので打ち解けるのもそう難しくはなさそうです。


オランダ人の恋愛観まとめ

いかがでしたか?

今日は、日本とオランダで平和に遠距離恋愛しているオランダ人カップルの恋愛事情についてご紹介しました。


オランダ人の特徴としてお伝えした通り、基本的にオランダ人は話をするのが好き。

初めてあった人に対するフレンドリーさもその一例ですが、恋人と同士であってもそれは同じです。

恋人同士でも積極的に議論し合う文化があるそうです。

言い合いのケンカというよりは建設的な話し合いというイメージ。


これは日本人男性が最も苦手とする分野ではないでしょうか?

反対に日本人女性としてはたくさん話し合うことが出来るのは嬉しいポイント!


ヨーロッパらしいレディファースト文化ももちろん存在していて、基本的にオランダ人男性はフェミニストです。

近年はオランダ人女性の社会進出も増えており、それに伴って家事に積極的な男性も増えているんだとか。

今回のエラとアレックスもその状況に近いものがありますね。


もしオランダ人のパートナーを見つけオランダに移住することがあったら、ぜひ楽しみにしてほしいのはご近所付き合い。

彼らの文化の一つとして、ご近所とのコミュニケーションを大切にしたり地域のイベントに積極的に参加をするという考え方を持っています。

色々な人と触れ合うことで、さらに楽しめそうですよね。


ヨーロッパの人とお付き合いしてみたい!

そう思っているヨーロッパ初心者さんにオランダ人はとってもおすすめ。

いきなり彼氏・彼女という親密な関係を目指さなくても、友達でいるだけで十分色々な学びがあることでしょう。

英語が本当に上手なので、英語の勉強にもなりますよ。



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